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[2010.2] Update
今年の干支「トラ」にちなんで

猫について

明けましておめでとうございます。今年最初のくじら通信、残念ながら猫年がないのでネコ科の動物トラさんに代表してもらい、ネコについて書きたいと思います。

家畜化の起源と歴史
エジプトで飼われ始めたリビアヤマネコが祖先種といわれている。約3500年前には人間に飼われていて、壁画に残っていたり、ネコのミイラが残っていたりする。
気高い神聖な動物として王家など上流階級の家庭で飼われていたものが逃げ出して野良猫化し、倉庫や雑居地帯でネズミ退治をしてくれる動物として尊重され、数を増やしていったと考えられる。

ネコ科の動物
食肉目ネコ科の動物は世界中に分布し、肉食目のなかでもっとも肉食性が強い。基本的に単独性でなわばりを持ち、狩りをして獲物をとっている。そのため獲物に見つからないよう斑点や縞など全身に模様があって隠蔽色となっている。身を隠すため森林が主な生息場所で、見通しのよい環境に住む種類は少ない。
体つきがしなやかで跳躍や木登りなどが得意。森林の立体的な環境を十分利用できる。
獲物に臭いで気付かれないために熱心に毛づくろいをする習性がある。

ライオン、ヒョウ、ウンピョウ、チーター、ピューマ、ユキヒョウ、ジャガー、トラ…聞き覚えのある動物達、みんなネコ科の動物です。

種類・外形
350種類以上の純血種をもつ犬に比べるとはるかに少ない40種ほどが純血種として登録されている。犬に比べて家畜化の歴史も浅いため、品種改良が加えられていないので体高、体長に品種間、雌雄間で大きな差はみられない。
大きく長毛種と短毛種に分けられ、毛色は様々。雑種でも三毛やトラ、キジトラ、サバトラなど名前のついた毛色もある。
目の色は色素の量で決まるが、人には金、緑、オレンジ、青など様々な色に見える。

(中村 歩)
 
参考文献:
「イラストでみる猫学」 講談社
 
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