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[2010.2] Update
寒さが増してくる毎日に気をつけたい

冬場の健康管理について

日に日に寒さが増してきましたね。
今回はそんな冬場の犬猫の健康管理について書こうと思います。
 

犬の場合、以下のような事に注意しましょう

防寒対策
屋外犬は日当たりの良い場所に犬舎を移動したり、毛布などの敷物を敷くなどのほか、風や雨、雪などが犬舎に入り込まないよう隙間を塞ぐなどしてあげましょう。
室内犬の場合、防寒というより温度、湿度管理に気をつけましょう。暖房器具による室内の乾燥や長時間使用での低温火傷に注意が必要です。また、電気コードを噛んで感電する事もあるのでコードにカバーをするなどいたずら対策もしましょう。

関節痛
人と同じように寒くなると犬も関節痛が起こることがあります。体がよく温まってない状態で急に激しい運動をすると関節を痛める原因となります。普段から愛犬とスキンシップをとり関節をよく動かしてあげましょう。

運動不足
秋からの食欲の増進に加え、寒くて散歩をひかえ運動不足になりがちです。出来たら暖かい時間のうちに適度にお散歩に行ってあげましょう。

泌尿器系の病気
運動量が減ることにより、お水を飲む量も減り、おしっこの量や回数も減ると泌尿器系の病気にもかかりやすくなります。適度な運動をさせ飲水量を増やしたり、いつでもお水が飲める環境作りをしてあげましょう。

 

猫の場合以下のような事に注意しましょう

室内の保温、保湿
日中と夜の温度差への配慮のほか、湿度にも気をつけましょう。暖房器具を使うことにより空気が乾燥するとウイルス感染症にかかるリスクがあがります。これには加湿器の設置や換気などの工夫も必要ですが、ウイルスの感染症対策には、予防のワクチン接種が有効です。年に一回の予防接種をしてあげましょう。

肥満予防
寒がりの猫はこの時期、日なたやストーブの前やコタツの中でじっとしていることが多く運動不足になりがちです。食事の量も気をつけてあげます。

泌尿器系の病気
犬と同じように運動不足などにより飲水量が減り、おしっこの量が減りおしっこの中のミネラルが濃縮され、尿結晶が出来やすい状態になります。いつでもお水が飲めるよう新鮮なお水を用意してあげたり、ドライフードだけでなくウェットフードも与えたり、尿のpHを考慮したフードを与えてあげましょう。定期的に尿検査を受けることもお勧めします。

暖房器具による事故
猫の場合ストーブの上に飛び乗って火傷をしたり、暖房器具の近くに長時間いて毛を焦がしてしまったりという事があります。暖房器具に近づきすぎないよう周りを囲ったり、上に飛び乗れないように工夫をしてあげましょう。

 

このようなトラブルが起こりがちな寒い冬を動物たちと快適に過ごすためには、定期的な健康診断、年1回の予防接種など、異変があったらすぐ気づいてあげられるよう日頃から動物とコミュニケーションをとるなどが大切です。
何かと忙しい年末年始を迎える前に、心配な事や気になる事があったら早めに診察を受けるようにしましょう。

(廣瀬 あき菜)
 
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