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[2008.8] Update
生命維持に欠かせない
一日に必要な水分量について
荻窪 ゆかり
 
お水を制限してはダメ
水分は、生命維持に欠かせないものです。沢山飲むからといって、与えるお水の量を制限してはいけません。いつでも新鮮なお水が飲めるようにしてあげて下さい。ただ、病気の可能性も考えられるので、どの位の分量を飲むかは把握しておきましょう。
 
水分量に関して
NRC飼育基準に則ったおおよその概算があります。この計算によると、犬は1日に摂取するカロリー数値と同数値の水分量が必要であると言われています。例えば、1日に必要なカロリーが350kcalだった場合、必要な水分量は350mlになります。
ドライフードを食べている場合、食事から摂取できる水分量はほぼゼロに等しい為、飲んだお水が1日の水分摂取量になります。
個体によって飲む量は異なりますので、把握しやすいように、500mlのペットボトルに入れた水を与えるなどすると良いでしょう。また、沢山運動をした日や乾燥している日、緊張した時など人間同様、摂取するお水の量は変動することもあります。
 
病気の可能性も
あまりにも沢山飲むという場合、病気の可能性も考えられます。糖尿病、慢性腎不全、副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)、肝疾患などの場合、水を沢山飲む症状が見られます。1日に必要な水分量を大きく上回っている場合、かかりつけの獣医師に相談してみましょう。
 
体内において水の役割とは?

1.栄養や代謝、産物を身体中に運搬する
2.体温を調節するシステムに重要な要素になる
3.食物の消化と代謝に不可欠
4.老廃物を体外に排泄する為の尿を生産する

 
あまり水を飲まない場合は?

1.ウエットフードを与える
2.嗜好性の高いゆで汁を与える
3.犬用のミルクを与える
4.水でフードをふやかす

 
ドックフードの水分量の違いによる種類

ドックフードは、水分含有率の違いによって、大きく三種類に分かれます。

・ドライフード
水分が10%前後ほとんど含まない乾燥フードで多のドックフードがドライフードに分類されます。

・セミモイスト(ソフトドライ)フード
半生タイプのドックフードです。水分が25〜35%程度含んでいるので、腐敗防止の為の添加物が避けられません。

・ウエットフード
缶詰やレトルトパックに入っているドックフードです。水分が70〜80%と多いので1gあたりの栄養価は低いのですが、食材の風味が生かされており、嗜好性の高いのが特徴です。


水分がしっかり摂取できるようにいろいろ工夫してみましょう。
 
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