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[2008.10] Update
なぜダメなのか知っていますか?
ネギ・玉ねぎ中毒(長ネギ・ニラを含む)
 
玉ねぎは食べさせてはいけない・・・とはよく聞くと思いますが、なぜダメなのか知っていますか?
ねぎ類には血液を壊して「溶血」を起こす成分(有機チオ硫酸化合物・アリルプロピルジスルファイド)が入っています。実際になってしまうと、壊れた血液の成分が尿中に出る為赤茶色のような濃い色の尿(血色素尿)をしたり、血液が壊れるため貧血が起こったり、黄疸、嘔吐、心拍数増加などの症状が出ます。ひどいときには調子が悪くなるくらいの貧血を起こし、輸血が必要なこともあります。
参考として、犬の体重1kgあたり15〜20gの玉ねぎで中毒を起こすと言われています。が、固体差があります。とはいえ、ねぎの摂取量と症状の厳しさはあまり一致せず、生の玉ねぎを食べても症状が出ない子もいれば、玉ねぎと一緒に煮た肉を一切れ食べただけで激しく症状が出る子もいて、その子によって全く違います。ねぎ自体をを食べなくてもエキスは煮汁にしっかり出ているのです。このように、飼い主が「玉ねぎをあげていない」と言っても、気づかない所でそのエキスをあげている事が多々あるのです。ケロッとしているように見えて体内で激しく溶血が起こっているのに手遅れ・・・なんてこともありますから、万が一ねぎ類を食べてしまった場合すぐに病院に連絡しましょう。
その他にも、危険な食べ物としてチョコレート、タバコ、キシリトール、カフェイン、ニンニク、有毒な植物、アルコールなどがあります。大切なわんちゃん、ねこちゃんのためにも与えないように又、ゴミ箱もしっかり蓋をしましょう。
荻窪 ゆかり

 
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